実証実験事例 詳細

  • 案件名

    UAE向け地デジ実証実験

  • 総務省プロジェクト
              「アラブ首長国連邦における地デジ・ワンセグを活用したワンセグ・エリア放送サービスに関する
              モデル事業に係る調査研究」


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  • 実施時期・場所

    2010年2月~3月・アラブ首長国連邦 アブダビ市街地ETISALAT社ビル、ETISALAT社実験室(シャルジャ)

  • 事業主体(免許主体)、サービス・技術パートナー企業

    三菱商事(株)、ETISALAT、(以下五十音順)営電(株)、(株)京三製作所、クワトロメディア「(株)、(株)ソニー、DXアンテナ(株)、マスプロ電工(株)

UAE向け地デジ実証実験日本独自のデジタル放送規格であるISDB-T( Integrated Services Digital Broadcasting-Terrestrial)により13セグメント構造でセグメント単位に伝送パラメータを設定でき、ガードバンドなしに同一点より送信することが可能です。こうした特徴的な利点を持った日本のデジタル放送技術を導入したいとする動きが南米諸国を中心に盛んになっており、多くの国が採用決定もしくは検討段階に入っています。
アンダーレイ方式により既存方式との共存が可能なISDB-T方式の特異性により、南米諸国だけでなく欧米方式など他方式を採用している国々での活用も考えられ、中東諸国への展開の可能性が期待されています。

三菱商事株式会社様を元請として総務省より受注した本プロジェクトは、UHF帯のデジタルテレビ放送への移行が進むアラブ首長国連邦(以下UAE)において、現時点では導入や周波数の割り当てが検討されていない地デジ・ワンセグ等の領域でのISDB-T放送技術を活用したエリア放送サービスのシステム及びサービスモデルの構築及び検証を行うもので、中東・アフリカ地域における最大規模の現地通信会社であるETISALAT社の協力のもと実施しました。

UAE向け地デジ実証実験実験では、2箇所に送信点を設け、市街地の施設、公共・災害情報および自律分散制御信号システム導入で期待される交差点の交通渋滞情報(実験では事前に実測した交通渋滞情報を使用)をデータ配信する番組と、ニュース、経済、マーケット情報をデータ配信する番組の2種類を、同一チャンネルの隣接する2つのセグメントを使用して各送信点から配信しました。また受信端末を自動車内に持ち込み、移動中の車内でのサービス検証なども行いました。
更にはUAEで採用が確定しているDVB-T(H)方式とISDV-T方式の共存条件をETISALAT社実験室で検証しました。

カーナビゲーション・システムによる交通情報インフラが整備されていない現地では、交通渋滞情報のデータ配信に関係者の大きな関心が集まり、実用化を望む声が多く聞かれました。また、関係者へのデモンストレーションでは、複数セグメントで同時配信可能な帯域の有効活用、放送設備の低コスト化、映像とデータ配信によるコンテンツの多様化、アンダーレイ方式による電波の有効活用性などのエリア型ワンセグ放送の事業的な利点もアピールすることができました。今後も国ごとの環境・規格の違いなどを研究しながら、よりグローバルに対応が可能なエリア型ワンセグ放送サービスの研究開発を進めて行きます。

  • エリア型
  • 連携型
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